最近、ブログの内容が映画の話題から遠ざかりすぎてたので、ちょっと寄せてみる。
リングの中田秀夫監督がメガホンを取る、サスペンスホラー「スマホを落としただけなのに」が11月に公開される。
先立って9月に上映する海外ホラー「クワイエット・プレイス」も評価の高い作品で、そこからの相乗効果で大きく確変しそうな予感である。
そう思う理由の1つとして、ここ最近ホラー映画が不足気味であることが挙げられる。この夏はサスペンス映画すらろくになかったので、怖い映画需要の高まりを感じる。
去年も同じような流れで「IT それが見えたら終わり」と、「22年目の告白」がスマッシュヒットを見せた。
現在公開中の「累-かさね-」は伸び悩んではいるが、タイトルからどんな作品かわかりにくいことと、ホラーなのかスリラーなのかもいまいちわかりにくいところが原因な気がする。一方「スマホを落としただけなのに」はわかりやすい。世にも奇妙な物語の一編にありそうなミニマム感のあるタイトルが、逆に今の客層には響きそう。「IT」の"それが見えたら終わり"という邦題はかなり秀逸だった。(実際の内容はそこまで終わりでは無かったが)
あと予告編を観るに、昨今の川村元気プロデュース映画のようなガチャガチャ感が無いのも良い点(劇場版コード・ブルーもそうだった)。ストレートな題材に若干ダサめ演出というテレビドラマ感があるのがまたとっつきやすそうだ。最近の川村元気氏プロデュース作の狙いすぎ問題には、本作とは関係ないのでまたいつか触れる。
とにかく「クワイエット・プレイス」からの「スマホを落としただけなのに」で今年の秋は決まりである!
と予想してみる。
スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
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