いつだかのラジオ(アトロク)でこんな話をされていた。
敵にも味方にも戦う理由が描かれている作品は面白い。
"悪い奴"がいないからこそ、ドラマになる。
確かにな！勧善懲悪モノは、キャラクターの正義と悪の立場を作者が確定させてしまっているので、自分が悪に感情移入をしてしまうような流れになるとモヤモヤしてしまう。一方互いの正義がぶつかり合うような話は、「これはどっちが悪いのだろう」と自分の感情移入する先を考えながら観るので、より揺さぶられる。
なので、面白い作品というのは、主人公も敵もどっちも好き！となれる作品だ。
ちなみにMCUで一番好きなのは「スパイダーマン ホーム・カミング」でござんす。なぜならヴァルチャーが最高に魅力的だから。
