SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

やりきれない

こういうことはあまりブログでは取り上げるつもりはなかったが…京都アニメーションの惨劇の報道を見て、本当にやりきれない気持ちになっている。

なんでこんな酷いことができるのだろう。何の罪もない多くの人たちがこんなにも無残に命を奪われて、ご家族や関係者の方々の心境を思うと苦しい。被害者の方々は、自分たちが狙われるなんて考えたこともなかったはず。会社に恨みがある犯行だったとしても、こんなものはただの無差別殺人に他ならない。突如として、わけもわからないままただ命を奪われてしまった。

近隣住民の方が救助や治療に貢献されていたという情報は唯一の希望だった。これで命が助かった方も多数おられるだろう。偽善でもなんでもなく、人が人を想う気持ちは、この世の中に絶対に必要である。でなければ、あまりにも荒みすぎたこの現実を直視できん。世界各国のファンから寄せられている追悼のコメントも、今回の一件でのまだ僅かな救いだと感じている。

 

あまり関係ないが、職場の人間がこの件に対してヘラヘラしながら語っているのを見て、本気で嫌気が差した。別にニュースに対してどう思うかなんて人それぞれだし、自分には関係のないことであれば、それは他人事だ割り切ることができる人もいるとは思う。そいつに悼む心を持て、とは言わなし、咎めるつもりもないが、俺は黙って心底軽蔑している。この社会では小さなことから大きなことまで、自分さえ良ければいいという人が多すぎて、理解できない。『傘がない』のような世の中になってしまっていることを、今肌で痛感している。

なんだか俺がこの社会に合っていないのだろうな、先日「走る大人」に対しての怒りの記事を書いたけど、仕事だけに生きてる奴が嫌いだもん。そんな社会に順応しようと、自分を抑え付けながら生きていくようなことは絶対にできないと改めて考えさせられている。

事件で亡くなられたの方々には謹んでお悔やみを申し上げます。負傷された方の一刻も早い回復を願っています。