いやもう最高オブ最高。ほんとこんな面白い映画ってあるか?俺の俺が整う映画はこれだわ(アトロク参照)。
あの『マトリックス』が4D上映で期間限定の再上映と聞いて、もう黙っちゃいられない。
MX4Dか4DXかで悩んだ結果、正直どっちでもいいことに気づき、そもそも横浜周辺だと4DXしかなかったので4DXで鑑賞。決して大きいスクリーンではなかったが、マスキングカーテンが動いてしっかりシネスコで観れたので選択は正しかった。(背景のレストランが反射しちゃった…)
『マトリックス』は人生で一番リピートして観てる映画で、98年公開当時も初めて劇場に2回観に行った映画でもある。今回のリバイバルで3回目ということで、人生初の3回観に行った映画に。
DVDになってからも擦り切れるほど観たし、セリフもチャプター地点も変な翻訳字幕もカメラが映り込んじゃってる撮影ミスも全て覚えているくらい観まくってるけど、今回も最っ高に楽しめた。4D演出はまぁまぁ。ぶっちゃけ無くていいとか思ったけど、これが無いと再上映も無かったもんね、ありがたやありがたや。
4DXで観て新発見したのは、意外と雷とか電光の点滅演出が多いなーってとこかな。スクリーン内のストロボの発光がいい味を出している。あと割と水のシーンも多くて、4D向きだった。(スプリンクラーのシーンとか「水、来るぞ来るぞ!」と思ったり)
以下、好きなポイント
第3位 雄叫びのモーフィアス
最強の顔圧。エージェントスミスとの顔相撲は最高だし、白目から黒目を剥くとことか、鎖引きちぎりからのマシンガン撮影での脚を撃たれるとことか演出含めカッコ良すぎ。てかもうこのモーフィアス救出シークエンスは神シーンしかない。あと拷問されたり殴られたりしてたまに変な唸り声を出すのも胸キュンポイント。
第2位 Get up Trinity.
最高のオープニングシーンの中で、全観客が一瞬で萌え落ちたであろうトリニティの渾身の怯え顔。ここに最強ヒロインの地位が確立した。無茶苦茶強くて気丈にふるまっていても、エージェントに追われ一人になったときはこんな顔を見せるのだ。最近はワンダーウーマンとかキャプテンマーベルみたいな人間を捨てた奴らばかりで、こういう男心を掴む女性キャラが最近少ない。改めてトリニティは完璧なヒロインである。好きすぎる。
第1位 キアヌ・リーブス
本作はキアヌ・リーブスのクンフーと顔芸で成り立っていると言っても過言ではなく、もうキアヌの顔を観てから他の映画を観るとどいつもこいつもつまんない顔だなと物足りなくなる。何が面白いのかはよくわからないが、最高に面白い。シュールリアリズムの権化のような存在。
なんやねんこの顔。
しかし、スプーンのくだりを台無しにする糞字幕「心を解き放て」(「There is no spoon」)もちゃんとそのままで、逆に愛おしかったですなぁ(ヽ´ω`)ヘビメタチックな音楽も、世紀末のサイバーSF感満載でたまんねぇ。てかもう全部好き。『ジョン・ウィック パラべラム』までもう待てないんですけど。
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