SOUTH PARKの住人

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ミルクボーイ優勝

昨日の『M-1グランプリ2019』にて、ミルクボーイが優勝を果たした。

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先日の準決勝のライブビューイングでもミルクボーイは圧倒的に面白かったが、今回はどの組においても準決勝での面白さがそのまま決勝に表れていたと思う。 

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準決勝で感じた「今回の面白さはちょっとおかしい」という感覚は間違っていなかった。あきらかにここ数年、M-1グランプリの空気が変わっている。これまでもガチの大会だったとはいえ、もともと実力と人気のある芸人が順当に優勝していくというある一定の流れがあった。2015年のM-1再始動からもその雰囲気は常にあり、「今年は銀シャリか、まあ来年は和牛で、次はジャルジャルでって順番かなぁ?」と思っていた人も多かっただろう。かつても自分もそう思っていた。(これは2003~2006年あたりの印象が強くあるからだとは思うが)

それが一昨年のとろサーモン、昨年の霜降り明星の優勝から様相が変わってきた。「華がある」とか「これまでの功労」などは一切通用しない、大会当日本番における実力と結果だけの真の頂上決戦になったと感じる。もっというと、M-1グランプリにおける若手芸人の中でのトップを決める大会であるという名目に偽りがなくなり、若手が求められる『野心』や『本気度』、『がむしゃらさ』が如実に影響するようになったように感じる。これはもはや春夏の甲子園に引けを取らない、熱き青春の戦いに他ならない。

今やあらゆる競技大会の中で、最も見ごたえがあるのがM-1グランプリだと自信をもって言える。それくらい素晴らしい大会になったと思う。

さらに、今大会から登場した新たなる風たちも、伸びしろが目に見えて感じられたし、来年も今から期待できる。これから先数年の面白さは確約されたと言っても過言ではない。本当に最高だ!!

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