次に海外旅行に行けるのは何年後になるのだろうか…と切ない想いを抱えながら日々過ごしておるので、こういう本が凄く刺さるんですよね。
千葉工業大学の准教授であられる八馬智さんの著者。一見建造物写真集っぽい感じですが、基本的には『ドボク旅行』のガイドブックであるところが面白い。ここでいう『ドボク』とは土木構造物や産業施設などのインフラストラクチャー全般を指すとのこと。
個人的に国内海外含めた建造物(特に巨大建造物)は好物なのですが、まだまだ知らない世界が広がっているのを改めて知らしめられました。
フランスのミヨー橋、ドイツのヴッパータール空中鉄道、ベルギーの運河エレベーター、スイスのグリムゼル峠は非常に行ってみたくなったな。
高さ世界一のミヨー橋。東京タワーよりも高い。
ヴッパータール空中鉄道。街の中も走る趣ある吊り下げ型列車。
ベルギーの運河エレベーター。船を川ごと上に持ち上げる凄い技術。
おそらく色んなロケ地になってるであろうグリムゼル峠。気持ち良さそう。