ツイッターは今や「2ちゃんねる」！気鋭の歴史学者も陥ったエコーチェンバーとは | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン
ほんとこれ。今のTwitterの民度は2chのそれと同じ、というかそれ以上に質が悪い。ぶっちゃけ2ch以下である。
2chはまだ「ここは便所の落書き」という、フィールドそのものを卑下する前提認識が利用者にあったし、どれだけスレが盛り上がっても世間に与える影響など僅かなものだった。(のまねこレベルに騒動が大きくなってようやく取り上げられるくらい)
逆にTwitterは、国営放送NHKがニュース内で「国民の声」として誰ともわからないようなつぶやきを取り上げるほどの、影響力のあるメディアと化している。だが実態は2chと大差ない、誹謗中傷や集団いじめを助長する裏サイトのようなものだ。2chの1レスを取り上げて「国民の声」とは絶対に言わないし、言おうもんならそもそも2ちゃんねらーに叩かれていたはず。でもTwitterで自分のつぶやきがテレビに取り上げられて報道されれば、それは名誉なこととされるし、何万いいねも付いてバスれば、時の人でありヒーローである。書き込まれている内容は2chと同レベルの便所の落書きなのに、世間に与える力が決定的に違う。
Twitterで2chより満たされるのは何と言っても承認欲求だ。2chでも自分に対するレスがたくさん付いたり、自分の立てたスレが伸びれば承認欲求は満たされるが、あくまでも2chは匿名であり名無しが基本である。2chはコテハンなど一部のヘビーユーザー以外にとっては、ほとんどが自己満足で終わるのに対し、Twitterでは他者から「バズった人、有名人」と見られるため、満たされる承認欲求は段違いである。
そうしてTwitter自体の格を、マスメディアが膨らませてしまった結果、媒体としての影響力を持ちすぎて、Twitterが炎上する=人生が終わる、などという異様な状況に陥るのだ。2chはアングラだから許容されていたのに対し、Twitterはなぜか世間に公認されている。そこまでの違いがあるのに関わらず、陰湿さとオープンさ、日本人の島国精神が紐付いてしまい、最悪の誹謗中傷サイトが出来上がってしまったのが、今のTwitterだと思っている。
とにかく、NHKを筆頭にTwitterを持ち上げているマスメディアは認識を改めるべきだが、Twitter自体も容易に世論操作を行える便利なツールであるため、組織力の大きな団体ほど手放したくないだろうな。そうやって互いを傷つけ合い、足を引っ張り合っている間に、嫌な人間ばかりになってしまい、結果的に国力が低下していくだろう。
これは日本に限らず、どこも国にも言える。アメリカのポリコレムーブなんてのもSNS中心に拡大したが、結局のところ弾圧vs弾圧の構図で、どちらかの思想に全てが染まりきるまで終わらない戦争である。人はその果てに終わりがないことを悟り、相手を殺すところにまでエスカレートしてしまうのだ。
何度も言っているけど、SNSは本来あるべき壁を破壊し、人を滅ぼす力を持っている。こう考えたら、2chという掃き溜めでｷﾞｶﾞﾜﾛｽしてた方が全然マシだったのだ。
