『BLUE/ブルー』観てから身体が「走れ」と疼いてしょうががない。とりあえずジムで汗を流してきたった!(いつもの軽いやつ)
でも最近、意味もなく走り出してしまうことが多くなった気がする。
(『ボーイズ・オン・ザ・ラン』4巻より)
結局『ボーイズ・オン・ザ・ラン』をまた読み直してしまった。大学生くらいの頃に読んだときより共感度合いが3倍くらい増してた。田西と同じような失敗を経てきたせいか。泣きすぎたね。今じゃ『ルサンチマン』より好きかもしれない…。
まあでも映画や漫画は関係なく、時々走らずにいられない時ってありますよね。無性に河川敷を走りたくなるときが3ヶ月に1回くらいある。そして自分の体力の無さを呪う。
でも世の中には走る人が増えている。何となくだけど、きっとみんな情報社会からの断絶を求めてるんじゃないかなと思ったり。走ってるとスマホは見れないし、自ずと自分と対話するしか無くなるしね。
「なぜジョギングするのか?」という問いにトシが鋭い回答をしている。
(『解体屋ゲン』62巻より)
自分を痛めつけることで、生きてると感じられる。そういう人はたぶん多い。虚実入り乱れた情報やバーチャルな体験が世の中に溢れてしまった時代だからこそ、絶対的に信じられるのは自分の感じる"痛み"だけなのかも。だから人は走るのかもしれん。そういう人種にとっては、走ることは生きることに通ずるのだ。
生きてる意味を見失ったときは、とりあえず走れ。