SOUTH PARKの住人

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『麒麟がくる』ありよりのあり

明智光秀の物語が遂に来た!ってことで、久しく大河から離れていたが『麒麟がくる』を観ていくことにする。

明智光秀は出生から謎が多く、本能寺の変においても真の黒幕ではないという説が近年多くなってきている。その手の小説は結構多いが、どれも面白い。ドラマにするにしても遊びの幅が大きい武将だと思うので、意外と先の読めない作りになるのではないだろうか。しかも今作は原作が無いオリジナル脚本なので非常に楽しみである。

 

第1話を観たが、色調が異様に明るいのと、合成された青空がちょっと怖いが、内容はなかなか面白かった。

平清盛』以降によく挙げられる「映像が暗い、汚い」みたいな批判を回避するためとは思うが、登場人物の衣装がえげつなくカラフルである。(4K放送に映えるようにするためとの説もあり)

武家や公家はまだしも、農民レベルまで本当にこんなに雅だったのだろうか?堺正章の首巻きがピンクなのは笑ってしまった。まあ泥臭くしても視聴者が付いてこないというのはここ数年嫌というほど痛感しているはずなので、この舵切は正解かもしれない。ただ、カメラの解像度の軽さは微妙。NHK産コントっぽい画質。

 

謎めいている明智光秀の出生に関しては一旦スルーのようで、早くも第1話から斎藤道三との絡みも語られている。このスピードで1年持つのだろうか?

でも長谷川博己はハマっていると思う。優男だが芯が強く、文化人っぽいところも明智光秀らしくてよいのではないだろうか。

吉田鋼太郎松永久秀は今のところしっくりこないな。今回声優の大塚明夫がなんとキャストとして登場したが、こっちの方が久秀っぽい。まあどんな感じで爆死するのかだけが楽しみである。

 

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全読本 (NIKKO MOOK)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 産経新聞出版
  • 発売日: 2020/01/11
  • メディア: ムック