SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

コロナ格差社会

業界によってコロナの影響に格差がありすぎる。

まず「濃厚接触の基準」っていう国立感染症研究所感染症疫学センターが定めた日本独自ルールがとにかく最強。かなり適当で取り急ぎ決めましたってレベルのガバガバな定義なのに、これを絶対的な正義としている。まずこれが日本の防疫レベルである。

現状の濃厚接触に当たる基準から考えたら、ほぼ「マスクしてれば何やってもOK」である。そんななんだから検査も増えない。検査しないから感染者も増えない。という理屈。

つまり、マスク外さなくちゃどうもならない業界だけ損をしている。あと住所・氏名を控えなくちゃいけない業界。感染経路を追うことができてしまうから、こちらも被害を受けている。マスク外さないとどうにもならない飲食業界、感染経路を追えちゃう観光業がダメージを被るのは必然と言える。カラオケなんてのは両方当てはまるから絶望的だ。逆に言うと、どう転んでも感染経路が特定できないような業種は無法地帯である。交通機関とか、映画館とか。まあそうなるように作られた基準なんだろうけども。

そう言った業種に対し保障を手厚くしなければ破綻するのは自明の理というか、アタリマエなんだけど、その対応が何故か異常に遅いし、やる気が無い。まじで「時が経てばなんとかなるだろう」と考えているとしか思えない。正直意味不明である。保障したくないのであれば経済を止めるべきなのだが、今は完全に二兎を追っているので(オリンピックを含めたら三兎)、案の定感染拡大してしまった。

時が経っても解決しないという点をいつ認めるのか。日本が感染対策に本腰を入れるのはいつになるのか。現状、与野党含めて政治が腐りきっているこの国に、未来はない。コロナによって国外脱出も期待できない。ぶっちゃけ詰んでいる。「今後パーフェクトなワクチンが完成するかどうか」の運否天賦に全てを委ねている状況。どうなることやら。

なーんだ なんだ (とことこえほん)

なーんだ なんだ (とことこえほん)