SOUTH PARKの住人

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「鬼滅の刃」は今が追いついておくべきラストチャンス

アニメ「鬼滅の刃」は今が追いついておくべきラストチャンスである。ちょっとでも気になっていて、いずれイッキ見して追いつこうかなぁ〜と悠長に構えている人は、今すぐ観始めるべきだ。

 

劇場版「無限列車編」が400億円という異次元の興行収入を叩き出したのも4年前。その後もテレビアニメでは「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」とその後のシリーズが展開されている。現在放送中の「柱稽古編」が終わり、原作通りに物語が進むとなると、いよいよクライマックスの戦いへと突入する。

 

正直、途中まで観てたけどもう追ってない人、ブームに乗っかれず観てない人、興味ない人、様々だとは思うが、今後巻き起こるであろうムーブメントを最大限に楽しむためには、今が追いつける最後の期間だと思う。

 

完結編のシリーズは、ほぼ間違いなく映画化されて公開されると思われる。でなければ、ここ2年、劇場でテレビシリーズの先行版を上映している理由が思いつかない。

「柱稽古編」の放送が終了するであろう7月中頃、最終作である劇場版シリーズ(4部作と予想する)の第一編のティザー予告が公開されるはず。

公開は2025年秋と予想するが、できることならここからの1年間の飢餓感を味わっておくべきだ。

「映画公開の直前にイッキ見で追いつこう」とするのは正直もったいない。そんなことは公開後でもできるのだ。

そんなことをするくらいなら、どう頑張っても公開された後では絶対に得ることのできない、公開までのワクワク感を享受するべきだ。

 

スターウォーズシリーズや、マーベルシリーズを今から追いかけても、リアルタイムで追いかけていた人間のあの情熱はどうしても手に入れられない。しかもマーベルに至ってはもうあの勢いは戻ってこないかもしれない。(スターウォーズもかもだけど)

そうなるとすると、日本歴代最高収入を達成した「鬼滅の刃」の完結編は、今後の日本映画界で社会現象レベルに盛り上がることが約束されている唯一のコンテンツと言えるかもしれない。

 

まあ原作もとうに完結した作品にかつてほどの勢いは無いかもしれないが、それでも映画業界自体が先細りし続け、ハリウッドですら予算をかけた大作が生まれて来なくなった今、「鬼滅の刃完結編」が巻き起こすムーブメントは、もしかしたら映画界で最後の祭りかもしれない。

 

だから、面白いかどうかは置いておいて、二度とできない経験を逃す前に、今すぐに観ておいた方がいいと思う。発表されるとしたら恐らくあと1ヶ月半くらいだから、まだ間に合う今のうちに最前席に陣取っておくべきだ。