SOUTH PARKの住人

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金足決勝進出、その時歴史が動いた

金足農業日大三高を2-1で下し、秋田県勢としては第1回大会以来の103年ぶりに決勝へ進出した。


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秋田ではすっかり有名となった秋田駅改札前のホワイトボード。今日もテレビ局が撮影しに来ていた。

 

最近すっかり高校野球ウォッチブログと化しているが、流石にこの歴史的瞬間を取り上げずにはいられない。

第1回ぶりの第100回大会で決勝進出など、マンガでもネタにしなそうな出来事が起きてしまった。(第二次大戦や米騒動などで途切れた回があるので103年ぶりとなる)

 

秋田県の代表が甲子園の決勝にいつか出る姿を夢見て、叶わずに生涯を終えた人も沢山いるだろう。なんせ103年だ、人の一生より長い。この瞬間に立ち会えているということがいかに奇跡的なことであるかがわかる。しかも東北勢はまだ一度も優勝経験がなく、かかる期待は尋常なものではない。

 

明日、大阪桐蔭との決勝に挑むこととなるが、正直、チーム力の差も吉田の連投もあり勝ち目はかなり薄い。ただこの農業高校の金足が秋田県民の選手だけで、決勝にまで辿り着いたこと自体が偉業なのだ。どこまで食い下がれるか、最後まで応援したい。

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魁では今日も号外が出た。準々決勝以降、勝つたびに出ているのが凄い。完全に事件だということがわかる。

 

ちなみに第1回大会は1915年開催。1915年といったら、世界は第1次世界大戦中である。アカデミー賞の第1回は1929年だ。芥川龍之介羅生門を新作として執筆した年らしい。新撰組永倉新八が死んだ年。タイタニック沈没の3年後である。えげつねぇ。