SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

第81回アカデミー賞に向けてどの作品に注目すべきか?

このブログで語るのは初にはなるのだが、実は自分は大のアカデミー賞好き人間である。

実家がWOWOWに加入していたこともあり、たまたま見かけたアカデミー授賞式の面白さに惹きつけられ、それ以降毎年の楽しみとなっている。

自分の記憶では一番最初に観た授賞式は2000年の第72回アカデミー賞だった。「マトリックス」に激ハマりしていた当時、技術部門とはいえ4部門も授賞したことに驚いた記憶がある。アカデミー賞自体を知ったのは「タイタニック」の特撮技術に夢中だった1998年頃で、最多11部門授賞という宣伝文句を見まくっている内に気になっていつの間にか覚えたと思われる。

 

実は毎年、アカデミー賞の予想というものをやっており、結構当てているという自負がある。過去に最も当てたのは2013年の第85回で、とあるネットラジオの予想に参加させてもらった際に、全24部門中21部門当てた。これは未だに自慢である。

 

まあそんなことはさておき、そろそろ今年もアカデミー賞の季節が近づいてきている。といっても式は来年だが、前哨戦と呼ばれる映画賞は続々と始まっており、第91回の有力作品は大方出揃ってきている。

 

今年有力と言われている作品といえば、『アリー スター誕生 A Star Is Born』『グリーン・ブック Green Book』『ファースト・マン First Man』『 ローマ Roma』あたりである。映画好きならどれももう目にしたことがある作品たちであろう。

ただ個人的に、今回のアカデミー賞で期待したい作品がある。

 

 

それは、

 

 

 

 


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そう、『ブラック・パンサー』である!!

 

 

全米で社会現象クラスに大ヒットした今作。なななんとノミネート有力との情報が入ってきている。

そもそもアメコミとアカデミー賞の関係はあまり良くなく、あの『ダークナイト』が作品賞のノミネートから外れたことで多方面から死ぬほど叩かれ、翌年から作品賞の枠が最大10作まで広げられた。(それまでは5作だった)

アメコミは視覚効果賞くらいでしかなかなか顔を出させてもらえない肩身の狭い存在であるというのが、アカデミー賞ファンの中では常識である。また、興行的に大ヒットした作品はさらに嫌われる傾向にあり、「ヒットして散々儲かったんだから賞はもういいよね」というあまのじゃく層も一定数おり、より厳しい立場に置かれがちであった。

 

しかし、『ブラック・パンサー』はヒーローも黒人、ヒロインも黒人、ヴィランも黒人で構成され、世界的大ヒットを果たしたエンターテイメント超大作という、映画史に残る偉業を成し遂げた歴史的作品であり、特にかねてからアンチ共和党でリベラル寄りの会員の力が増しているアカデミー賞では、本作はいかにアメコミと言えど絶対に無視できない存在となっているはずである。

逆に『ブラック・パンサー』をノミネートから外したとなった場合のアカデミー賞自体への大バッシングは計り知れないものになり、今後ライト層や若年層から総スカンを食らうのは間違いない。それほどに本作はアメリカ国民に愛されている。近年は視聴率低下により、世間のご機嫌取りに流れ始めた昨今のアカデミー賞(大衆映画賞なんて作ろうとしてまたボロカスに叩かれた)なら、『ブラック・パンサー』の作品賞ノミネートはほぼ確実と思われる。

ライアン・クーグラー監督はノミネートするのか!?キルモンガー役が絶賛されているマイケル・B・ジョーダンは助演ノミネートするのか!?とにかく、

 

 

今回のアカデミー賞は『ブラック・パンサー』に注目せよ!!

 

 

ということなのです。(とはいえ作品賞授賞は99.9%ありえないが…)

とりあえず今後も定期的にアカデミー予想の記事をアップしていきます。