なぜブログを書こうと思い立ったのか。ダラダラ目的も無くブログを続けたいとは思っていない。改めてその真意を自ら紐解く。
まずこのブログをただのメモにしてはいけないというのが第一にある。メモ書き的な日記帳としてブログを運用している人もいるだろうが、それならスマホのメモ帳でかまわないと思っている。わざわざWEBに上げるのは、投稿という形を取ってそれを継続することに重きを置いているからである。思ったことを文字という記録にして発信したいという欲が自分の中にあったことと、何かを継続することの必要性を日々感じつつあった。それを果たすにはブログが最も最適な媒体だったと感じている。たまに2ちゃんねる等に自分の考えを書き込んだりすることもあったが、書いても書いたことを忘れてしまう。記録として残したいという理由もあったかもしれない。
ブログではなくてSNSでいいのでは、と思ったこともある。ただ複数やってみたが、結局どれもしっくりと来なかった。SNSは完全なコミュニケーションツールであり、それ以上でもそれ以下でもないと考えている。特にFacebookやInstagramは年賀状のようなもので、「最近の自分はこうですよ」と特定の住所を知っている人に知らせたいというコンテンツだ。年一ならまだしも、毎日のように年賀状レベルのものを送り合うのは自分はまどろっこしいと感じる。はっきりと理由を挙げるなら、そこまで他人の日常には興味がない。ただし、人の思想や発想には非常に興味があるので、特定のブログを読むという行為は好きである。SNSの中では、Twitterが一番利用していて自分の肌に合う。ただそれは情報を集めるためのツールとして利便性が高いからというのが主だ。自分は2007年からやっているが、1000もつぶやいていない。今日から毎日つぶやくぞ！と意気込んだことは5回くらいあるが、続かなかった。
SNSもフォロワーやフレンドが0人の状態で投稿するならブログと同じかもしれないが、そのように使うならインターフェイスの良いブログの方がやりやすい。別に書いたことを特定の誰かに評価して欲しいとも思っていない。"不特定多数の誰かに見られているかもしれない"くらいでちょうどいい。
ブログは今のところやっていて楽しい。自分の頭の中のものをアウトプットするのが楽しい。振り返って自分の当時の考えを読み返すのも面白いと思っている。しばらくは続けたいと思う。
次はなぜ楽しいと感じるのか、そうなるに至ったかを、自分の置かれている生活の現状と照らし合わせて、さらにもっと深いところまで紐解いてみる。
