SOUTH PARKの住人

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ジェームズ・ガンがDCユニバースに参戦したら

 

今後のアメコミ勢力図に大きく影響を与えそうな話題が飛び込んできた。

 

これはなかなかに夢があるニュースだ。

Twitterでの過去の不謹慎発言を理由にディズニーに解雇されたジェームズ・ガン監督が、なんと『スーサイド・スクワッド』の脚本に起用されるとのこと。

マーベル(MCU)はこの来る2019年のアベンジャーズ4で区切りの年を迎えることになる。はっきり言うと、これまでの全ての作品はこの4のための大いなる伏線であり、そこに照準を合わせて突き進んできたわけで、一通り弾はこれで撃ち尽くしてしまう。シリーズとしての推進力が弱まることは間違いない。(もちろん何かしらの策は打ってくるだろうけど)

今後はおそらく2代目アイアンマンやキャプテン・アメリカが誕生し徐々に次世代へ遷り変わっていき、円熟期に突入すると思われる。

一方DCEUの方は、スタートに出遅れてMCUの後追い状態になってしまい、各キャラの単独作品より先にアッセンブル作品『ジャスティス・リーグ』を公開するなど、後手後手の歪な順番で明らかなグダり方を見せてしまっている。興収は悪くはないとはいえ、シリーズの完成度的にMCUとは大きく差を開けられている印象ではあるが、逆にこれからの伸びしろを残しているとも言える。「アクアマン」「フラッシュ」「ジョーカー」「ハーレクイン」などの人気キャラクターの弾もまだ控えており、そもそも「バットマン」「スーパーマン」の二大巨塔は何度主演を替えても人気が出る最強コンテンツである。


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そこにMCUの監督がから参戦するとなると、どうなるか。すでに「ジャスティス・リーグ」では「アベンジャーズ」の監督ジョス・ウェドンが参加し追い風が吹いてるところに、今回のジェームズ・ガン参戦のニュースである。

もし次の「アクアマン」や「ワンダーウーマン2」がヒットすれば、勝ち馬に乗ってやろうとDCEUに流れる監督がどんどん現れてもおかしくない。同じく「ハン・ソロ」でディズニーから監督を下ろされたフィル・ロードクリストファー・ミラーのコンビなど、こっちに流れるのではないかとかなり期待している。(既に「レゴ・ムービー」でワーナー寄りにいるので可能性はかなり高い)

このアベンジャーズ4終了後は、DCEUにとってはこれ以上ない好機である。個人的にはここでワーナーブラザーズがよほど間違った選択をしない限り、2年後くらいにはDC大ブームが起きていると予想する。

アメコミ映画市場がこれからどうなるか、DCの動向にかかっていると言っても過言ではないだろう。