SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

忘れることは必要

YouTube霜降り明星粗品が語っていたのだが、昔父親の死に目にあったことがショックで、その時の詳細な状況を具体的に思い出せないそう。そしてそれ以降、あまり物事を積極的に記憶しなくなった(覚えられなくなった)とのこと。

 

なるほどこの発想は新しいし、個人的にかなり共感できるなと思った話。

自分も元々ハートが強くない上に、19〜25歳くらいの時に連続して身近な人間の死の経験をしてから、物覚えが悪くなった気がする。というか、記憶の仕方が変わった。明らかに短期記憶が多くなっている。前日の晩飯は思い出せないし、メモを取らないと本当に今まさにやろうとしたことですら忘れてしまうようになった。根拠は無いが、記憶=辛い思い出になる可能性がある、と脳が拒絶しているように感じる。

あと自分は、睡眠時におそらく一般的な割合からみても、かなり多いと思われる物凄い量の夢を見る。夢を見ない日は無いし、睡眠時間より夢の時間の方が体感で長いくらいのときもある。夢は脳の整理整頓、リセットであると言われているが、自分は恐らくこの処理を毎晩自己防衛本能として行っているのだろう。

 

この分、傷つくことを回避するテクニックには長けた。嫌なことがあっても割とすぐに忘れられる。これは長年で身につけたスキルと言ってもいい。というか辛いことは忘れていかないと、本当に胸が詰まりそうになることもある。自分が読書や映画、ゲームに没頭するようになったのは、性格的に必然だったのだろう。

1年後、きっと今の自分の悩みなんてほとんど忘れている。そう思えば、今が辛かったとしても乗り切れる。

f:id:southparks:20200714014451j:image

ゲンさんもこう言っている。最近は人生を逆算し始めた。悔いがないように生きたいと思うようになってきたな。

ちなみに唐突に画像貼ったけど「解体屋ゲン」が2020年一番ハマっている漫画かもしれない。Amazonアンリミで最新巻以外は無料である。太っ腹すぎて申し訳ない。建築、解体、インフラ等に興味がある人は必読。サラリーマン金太郎みたいな業界の話だが、雰囲気はクッキングパパ調である。普通に経営学の勉強にもなるのでオススメ。経営コンサルタントの野島がエロい。この漫画についてはまたいつかまとめよう。

しかしYouTubeライブドアゲームさんぽを見て、八馬さんの本を読んでから、ドボクへの興味が止まらない。巨大建造物がもっと観たい。橋の橋脚とか見るために街ブラしたいもんね。

ヨーロッパのドボクを見に行こう

ヨーロッパのドボクを見に行こう

  • 作者:八馬 智
  • 発売日: 2015/06/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
解体屋ゲン 1巻

解体屋ゲン 1巻