すっかり最近は映画館で映画を観なくなってしまいまして。去年は12本しか観てないし、今年に至ってはまだ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の1本のみという体たらく。
いい加減「映画好き」という看板下ろせよという声も聞こえてきつつも、そんなワタクシにもかつてはアホみたいに映画館に行きまくっていた時代があって、たぶん自分の中で最高記録本数だった2014年のメモが出てきたので載せてみます。
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○2014年劇場で観た映画リスト
1/10 オンリーラヴァーズレフトアライブ
1/10 ルパン三世vs名探偵コナン
1/19 大脱出
2/6 TRICK ラストステージ
2/6 マイティソー ダークワールド
2/12 エンダーのゲーム
2/12 ラッシュ プライドと友情
2/22 アメリカンハッスル
2/22 ウルフオブウォールストリート
3/9 ダラスバイヤーズクラブ
3/15 キックアス ジャスティスフォーエバー
3/15 ホビット 竜に奪われた王国
3/21 ローンサバイバー
3/21 アナと雪の女王
4/2 ロボコップ
4/2 それでも夜は明ける
4/10 ウォルトディズニーの約束
4/10 白ゆき姫殺人事件
4/10 LIFE!
4/11 ケルベロスの肖像
4/15 フルートベール駅で
4/16 コーヒーをめぐる冒険
4/16 愛の渦
4/17 銀の匙
4/20 キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー
4/20 名探偵コナン異次元の狙撃手
4/22 大人ドロップ
4/24 クレヨンしんちゃん 逆襲のロボとーちゃん
5/3 アメイジングスパイダーマン2
5/8 テルマエロマエ2
5/12 カリオストロの城 リマスター
5/16 とらわれて夏
5/19 ブルージャスミン
5/20 WOOD JOB!
5/23 プリズナーズ
5/29 ぼくたちの家族
6/1 インサイドルーウィンデイヴィス
6/1 X-MEN フューチャー&パスト
6/6 薔薇色のブー子
6/13 ポンペイ
6/13 女子ーズ
6/13 グランドブダペストホテル
6/17 渇き。
6/26 超高速参勤交代
6/26 私の男
6/27 円卓
6/27 ラストミッション
7/1 her
7/5 オールユーニードイズキル
7/14 トランセンデンス
7/20 思い出のマーニー
7/20 エスケイプフロムトゥモロー
7/29 GODZILLA
7/31 ジゴロインニューヨーク
7/31 複製された男
8/4 友よ、さらばと言おう
8/11 宇宙兄弟#0
8/11 SBMドラえもん
8/11 トランスフォーマー ロストエイジ
8/21 るろうに剣心京都大火編
8/21 GODZILLA
8/22 プロミストランド
9/7 イントゥザストーム
9/9 LUCY
9/13 猿の惑星 ライジング
9/13 ガーディアンズオブギャラクシー
9/23 柘榴坂の仇討
9/30 ジャージーボーイズ
10/3 TOKYO TRIBE
10/9 太陽の坐る場所
10/9 ミリオンダラーアーム
10/9 るろうに剣心伝説の最期
10/10 アンナプルナ南壁
10/17 トレインスポッティング
10/27 荒野はつらいよ
10/27 アバウトタイム
11/4 ドラキュラZERO
11/5 FRANK
11/8 エクスペンダブルズ3
11/8 トワイライトささらさや
11/18 ショートターム
11/19 嗤う分身
11/20 天才スピヴェット
11/22 日々ロック
11/22 神さまの言うとおり
11/22 インターステラー
12/2 西遊記はじまりのはじまり
12/2 6才のボクが大人になるまで
12/11 インターステラー
12/19 ホビット 決戦のゆくえ
12/19 寄生獣
12/25 ゴーンガール
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以上、93本!
まあ世の中には「年間3桁余裕」みたいな人も大勢いるのは承知してますけども、自分的に劇場で93本というのは相当な異常値。ここまで観ることは今後の人生で絶対無いと言い切れるくらいの数。我ながらキモイネー。
シンプルに一体何故こんなに観てたのか?どう考えても自分の好きじゃないジャンルも混ざってるし、趣味に目覚めて模索していたような時期でもないし(映画に目覚めたのは1998年頃なのです)、以前レンタルビデオ屋で働いていた時でもここまでは観てなかったような。
一応この時期は、仲間内で映画の感想を公表し合ったり、Filmarksやったりしてたのも要因だと思うけど、それ以前に若干鬱に近い状態だったんじゃないかと思ったり。いや、この頃も仕事してたし何だったら毎日それなりに楽しかったんだけども、なんか強迫観念というか、この映画は絶対劇場で見逃したら自分はダメになるみたいな、見逃したら不幸になるくらいの強迫性障害的な気配はあったような。
というかそんな節は最近まで結構あったし、本当に自分の好きなものだけに向き合おうと決めたのもここ1年くらいの話なので、人生にその感覚は常に付き纏っていたのだけど、でもどうでもいい自分のプライベートな話をすると、この頃は付き合ってた彼女と最悪な感じで別れて1年くらい経った時期で、その影響で自己肯定感が地を這っていて、潜在的に心が渇いていたのは覚えてますな。
でもこうやってリストを見たら、本当に何でもいいから観てやろうみたいなヤケクソ状態ですね。正直タイトル見ただけでは内容を思い出せないのも多い。めちゃ泣いたとか、興奮したとか、クソほどムカついたとかのは残ってるんだけど、それ以外の無味無臭なやつの記憶が一切ない。『ドラキュラZERO』って何?
(記憶に無さすぎる)
しかも『オンリーラヴァーズレフトアライブ』とか『ジゴロインニューヨーク』とか『コーヒーをめぐる冒険』とか、ビビるほど興味ないジャンルにまで手を出してるのが我ながら理解に苦しむ。面白かったとも思わなかったし、誰かに合わせたつもりもないし、この手のジャームッシュ的なオシャレ文芸映画ってそもそも自分みたいな人間に観られることを想定してない映画だろうし。(複数の偏見込み)
けど、『X-MEN フューチャー&パスト』とか『ガーディアンズオブギャラクシー』とか『インターステラー』とか、人生ベスト級になったのもいくつかあるから、無駄とは言えない。逆に『とらわれて夏』とか内容にムカつきすぎて、観たスクリーンと座席の場所まで覚えてるし、そういう意味では思い出のフックになっているものですね。どうムカついたかは書きません( ´ー`)y-~~ナガクナルカラ
この中で特に印象深い映画は『FRANK』『インサイドルーウィンデイヴィス』『大人ドロップ』あたり。この年のベスト10には入るくらい心に響いた作品でした…。どれも自分と境遇を重ねてしまい、吐き気を及ぼすレベルに精神に突き刺さった映画なので、余程じゃないと2回目観ることは無いです。
色々な理由で精神を病んでしまった人たちによる音楽創作のハナシ。当時からこの物語に相当共感しながら感動してたので、実際俺もヤバかった気がする。心が張り裂けるのが嫌なのでもう観ないと思います。
『X-MENアポカリプス』と『スターウォーズ7〜9』のせいで完璧に経歴にケチがついてしまったオスカー・アイザックの主演作。自信だけはあるのに何やってもどうにも上手く行かない男の人生に自分を重ねてしまって立ち上がれなくなりましたな。でもこの時のキャリー・マリガンが好きすぎてツボすぎて、口汚く罵られる場面だけは何度でも観たいと思ったり。(台無し)
池松壮亮無双時代。彼の出ている作品は全部良い。前野朋哉と青春映画っていう桐島ライクなところも好きね。でも一番は小林涼子ちゃん。橋本愛が完全に霞むレベルに魅力的でした。可愛すぎるけどどこか本当にいそうな、自分の同級生にもいたような、でも思い出せないような、そんな妄想か現実かわからなくなるくらい絶妙な美少女。俺の中のビンボン。しっかりと夢中になりましたとさ。