SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

【今週やったこと】1/24〜1/30

今週は体調が悪うございました。ずっと吐き気するし便秘だしジム行けず。

 

 

1/24(金) 仕事 体調悪い

1/25(土) 仕事 体調悪い 読書『お笑い芸人に学ぶ ウケる!トーク術』(★★☆☆☆)

1/26(日) 仕事 ドラマ『麒麟がくる(第二話)』(お、おもしれぇぞ…!)

1/27(月) 休み 読書『死にがいを求めて生きているの』(★★★★★)

1/28(火) 仕事 体調戻る 読書『星やどりの声』(★★★☆☆)

1/29(水) 仕事 『スマブラSP』の新DLCをちょっとだけ触る。体調戻ってきた記念に太陽のトマト麺食べる

1/30(木) 仕事

 

こうやって見たら休み1日しか無いじゃんかよ。

なんか映画欲が著しく下がってしまった。アカデミー賞前だと言うのによろしくない。

 

その分、NHK大河ドラマ麒麟がくるがかなり面白く、久々にハマりそう。本気で大河にハマったのなんて『篤姫』とか『功名が辻』くらいまで遡るので、懐かしいワクワクを感じている。しかし今回の第2話の斎藤道三による土岐頼純毒殺シーンの演出はお見事。もっくんの蝮っぷりかなりハマっている、こういう道三が見たかったんだよな!大河ドラマ制作陣、やる気やぞ。てか斎藤道三大河ドラマで出るのって久しぶりか(時代的にもしかして『信長』ぶりか?)

 

あとジムに行かなかった分、家での読書が捗った。

朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』が今週のイチオシ。ずっと読みたかったけど700ページ超えの長編でなかなか手が出せなかったのだが、読み始めると一気に読んでしまった。相変わらず精神を切り刻まれるような内容で非常に面白かった。物語冒頭の美しい友情描写が、最後の章を読むと全く別物のおぞましいものに見えてくる。読み手の心情を弄んでくるな。

以外、読んでてゲロ吐きそうになった印象的な一節をご紹介。

 

「常識から外れて見える決断さえすれば、その常識の中で競争してきた人たちに対して一矢報いることができるとでも思ったんでしょうね。常識に縛られすぎた人間がする、典型的な行動ですよね。」

 

「あいつが言ってることがコロコロ変わるのが気持ち悪いんじゃなくて、立ち向かう相手をいきなり定めて、それに合わせてさも昔からずっと腹立ってましたって怒りを急造する感じが気持ち悪いんだ」

 

「俺は、死ぬまでの時間に役割が欲しいだけなんだよ。死ぬまでの時間を、生きていていい時間にしたいだけなんだ。自分のためにも誰かのためにもやりたいことなんてないんだから、その時々で立ち向かう相手を捏造し続けるしかない。何かとの摩擦がないと、体温がなくなっちゃうんだよ」

 

『何者』や『桐島』にも通ずるこの視点と死生観が朝井リョウの根源なんだろうな。フィクションだからいいがこんなことを言語化されてしまう世界に本当に落とされたら即死する。でも敢えてみんなが触れて来なかったことをわざわざ書き出して読者の心を抉ってくるという底意地の悪さが素晴らしいね。

死にがいを求めて生きているの

死にがいを求めて生きているの