SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

苛立つ世の中

どれだけ今が平和で笑顔に満ちていても、次の曲がり角を曲がったら、急に刺されるような世の中ですよね。いつどこに嫌なことが待ってるかわからない。家でも外でも仕事でもネットでも、みんながフラストレーション溜めて生きていて、その鬱憤を晴らす場所を求めている。

 

自分はわりと昔から不条理な怒りを向けられることが多い気がしていて。まあ実際は人並というか、不条理だと考えていること自体が甘いのかも知れないけど、それでも多いと感じる理由は、多分自分があまり怒ることが無いせいで発散できていないからじゃないかなと。怒鳴り散らしたり、暴力を振るう人は、それなりに解消できてますもんね。(暴力は絶対に反対ですが)

何故、その苛立ちをぶつける対象って、人じゃないといけないのか?といつも考えてしまう。弱者に対して高圧的に出るクレーマーとかをお店とかでよく見るんですよ。自分がよく行く定食屋も、店員のおばちゃんが常に「すみませんすみません」が口癖になってて。普段どれくらい暴言地味たクレームを受けているのか想像に難くない。それを見たらいつも悲しくなる。

 

心を鍛えるには、ある程度ダメージを受けたほうがいいとは思ってるけど、いつかは耐えられなくなる。みんなもう折れちゃってて、だから不感な精神が育まれてしまうのでしょうかね。傷つけられすぎて、相手のことまで考える余裕が無い。自分だけが苛立っていることに対して、ある種の不公平感を覚えているのだろうか、妬ましく感じるのだろうか。なんか、街を歩くだけで悲しい気持ちになるそんな今日この頃。

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