『名探偵コナン』単行本100巻発売記念。小学生の頃からこの作品を追ってきた自分の知識を生かし、第1話から順に100本の事件を全てツッコんでいきます。
皆さんご存知の通り、初期のコナンは色々とぶっ飛んだトリックが多くて楽しいのですが、あまりにツッコミどころも多く、ネット黎明期から相当ネタにされてます。(最近もバイクから羽が生えて空飛んだりと異常なベクトルでおかしくなってはいるが)
原作未読の方には意味不明な企画だと思いますが、お付き合いください。
※ツッコミ度の★はネタ的観点でコナンを読み返したい人へのオススメ度です。
第1の事件『洋館殺人事件』
ツッコミ度:★★
成人男性を車椅子ごと蹴り上げることのできる新一の脚力が強すぎる。
第2の事件『ジェットコースター殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★★
ウォッカの心境を考えると怖すぎる。
第3の事件『資産家令嬢誘拐事件』
ツッコミ度:★★★★
蘭が袋叩きにした犯人を倉庫に放置して全員解散したのが謎すぎる。(勢い余って殺したか?)
第4の事件『アイドル密室殺人事件』
ツッコミ度:★★★
遺体の隣にある物証品であるイスに前屈みで座り込む目暮の警察官としての意識が低すぎる。
第5の事件『割のいい尾行事件』
ツッコミ度:★★★
筋力を極限まで高めれば、大木をも折れるキックを放てるコナンの潜在能力が孫悟飯すぎる。
第6の事件『10億円強奪事件』
ツッコミ度:★★
「金のありかは大体の検討はついている…」と言っておきながら普通に警察に押収されてしまっているジンが無能すぎる。
第7の事件『探偵団幽霊屋敷事件』
ツッコミ度:★★★
惨殺死体の写真が一面を飾っている新聞のモラルがヤバすぎる。
第8の事件『旗本家豪華客船事件』
ツッコミ度:★
名作だが、犯人の脚の怪我がラスト3ページで治る作画ミスが惜しすぎる。
第9の事件『奇妙な贈り物事件』
ツッコミ度:★
「盲腸でも発見が遅ければ死ぬ」という情報が子供の頃の俺のトラウマすぎる。
第10の事件『米花美術館殺人事件』
ツッコミ度:★★★★
冒頭の巡回警備員の顔があまりにも元太と光彦すぎる。
第11の事件『新幹線大爆破事件』
ツッコミ度:★★★★
「強い衝撃を与えたら爆発する爆弾」を思いきり蹴り飛ばすコナンの無茶が過ぎる。
第12の事件『大都会暗号マップ事件』
ツッコミ度:★★★
ゴールド(金)をゲットするために危険と判っていながら警察に通報しないコナンの我欲が過ぎる。
第13の事件『山荘包帯男殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★
当時いくら「バラバラ殺人」が世間を賑わしていたとはいえ、少年誌に載せるには普通に描写がグロすぎる。
第14の事件『カラオケ殺人事件』
ツッコミ度:★
JASRACのコピーライトがうざすぎる。
第15の事件『江戸川コナン誘拐事件』
ツッコミ度:★★★
親のドッキリ企画のせいで起きた交差点の車両事故が普通にエグすぎる。
第16の事件『骨董品コレクター殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★
ダイイングメッセージを残す前に隙だらけの犯人を後ろから刺さなかった被害者の行動が謎すぎる。
あと麻酔針がおっちゃんのこめかみに刺さってるのが地味にヤバすぎる。
(死ぬぞ)
第17の事件『消えた死体事件』
ツッコミ度:★★★★
しょっぱなに血まみれの猫を警察に見せれば終わってた事件すぎる。
第18の事件『天下一火祭り事件』
ツッコミ度:★★★★★
犯人の顔が長すぎる。
第19の事件『ピアノソナタ月光事件』
ツッコミ度:★★
麻薬の味の件はもうしゃぶり尽くされてるネタだからいいとして、普通に名作なのであまりツッコミたくはないが、強いて挙げるなら容疑者に検死させてみすみす工作される目暮が無能すぎる。
第20の事件『サッカー選手脅迫事件』
ツッコミ度:★★★★★
蘭の暴力性が度を越しすぎている。(犯人を撃退するためじゃないのがヤバい)
第21の事件『闇の男爵殺人事件』
ツッコミ度:★★
闇の男爵(ナイトバロン)ってネーミングの金田一っぽさが好きすぎる。殺人方法も豪快で、珍しい共犯モノ(厳密にいうと違うが)なのも良い。つまりは個人的にこの話めっちゃ好き。
第21の事件『6月の花嫁殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★
いくら初恋の人とはいえ、自分に対し毒殺未遂行為を実行した凶悪な男と3年後に結婚する、というオチにそこはかとないサイコパスみを感じる。(もちろん青山剛昌氏に)
第22の事件『歩美ちゃん誘拐事件』
ツッコミ度:★★
作風からして開き直ってるギャグ回なので逆にツッコめない感じがもどかしすぎる。
第23の事件『小五郎の同窓会殺人事件』
ツッコミ度:★★
背中流しっこする蘭の想像図はかつて小学生だった俺には刺激が強すぎる。(性癖への影響が強すぎる)
第24の事件『四井お嬢様殺人事件』
ツッコミ度:★★★
水のシミが汚すぎる。
第25の事件『外交官殺人事件』
ツッコミ度:★★
大人数の前で顔色1つ変えずに殺人を行える犯人の精神力がヤバすぎる。(L的に言うと神の領域)
第26の事件『図書館殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★
米花町の公共施設の館長がほぼ殺人鬼という事実がヤバすぎる。
第27の事件『スキーロッジ殺人事件』
ツッコミ度:★★★
リフト券に96年という日付が載っているのが、この手の時間グルグル漫画ではタブーすぎる。
第28の事件『テレビ局殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★
トリックを紐解くと、屋外で普通に顔を晒して拳銃を発砲していて、いやいやそれでいいのかよという疑問が湧きすぎる。
第29の事件『喫茶店殺人事件』
ツッコミ度:★★★
大木ぶち割りシューズで、人のノーテンを直に蹴り飛ばそうとしたコナンの殺意がヤバすぎる。
第30の事件『霧天狗殺人事件』
ツッコミ度:★★★★★★
5時間かけて72.9tの重さを加えても圧壊しない寺の床の耐久力がヤバすぎる。でもこういうぶっ飛んだ事件があるから初期のコナンは特に面白すぎる!!
(この話は特に面白い)
振り返ってみると特にぶっ飛んでるのは『ジェットコースター』『包帯男』『霧天狗』ですな。コナンでしかできない破天荒なトリック。たまんねーぜ!
一旦ここまで。