大晦日って、全国民が終わりに向かって一体になってる感覚がして安堵感があるんですよね。
それに反して、元旦になると一気に言いようのない不安で全身が包まれる。新しい年という荒野に無造作に放たれる感じがして、嫌な気分になったり。
夜になるとなんだか安心して、朝を迎えるとなんだか不安になるの同じかもしれない。時の流れの収束は死を、拡散は生誕をイメージしているような、漠然とそんな気持ちになる。
つまり死の方が本能的に心が安らいで、産まれる方が心が不安になるのかな。人間産まれる時は泣いて、葬式で死ぬときは笑っているとか言うけど、実は本質なのでしょうか。仕事をしているかどうかは関係なく、朝の方が憂鬱になっている人が多い気がします。
これって共通して解る感覚なのかなぁ、と毎年思ってることを言語化してみましたという記録。