SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

ノスタルジーを放つ物は怖いから近づきたくない

ノスタルジックな映画とか観て哀しい気分になるのって、一般的にみんな好きな人が多いじゃないですか。

自分はその感覚が本当に苦手で、生まれ育った街とか歩くだけで結構辛くて。アルバムとか開くだけで胃がキリキリするし、実家に帰るだけで胸が痛いし、親戚の集まりで思い出話とかに華が咲くような状態になると気持ち悪くなるし。

懐かしむ感情=痛みだと思ってるくらい。ぶっちゃけ肉体的な物理的な痛み並にキツいです。

何故みんなは耐えられるんですかね。むしろ懐かしい=気持ちいいレベルの人もいるじゃないですか。同窓会とかそういう空間なんでしょ?(⁠行ったことないけど⁠)

基本的に過去を美化している人と、過去は忌むべきものだと思っている人の間に差があるような気がしていて。人生における幸福度って波があるじゃないですか。過去の方がその幸福度の曲線が高かった人ほど、ノスタルジーに嫌悪感があると思います。

ということは自分は過去は今よりも幸せだったと。確かにさほど辛い想いもせず、かなり恵まれていたと思います。でも幸せの反動はでかい。過去が幸せだと、どんどん喪失の比率が高くなってくる。

「自分の全盛期」みたいな考えは、それが過去であろうと現在であろうと、考えすぎることで本当に命に危険が及ぶと思うので、みんな止めるべきだと思います。ノスタルジーは怖くて近寄りたくない、という記録。