SOUTH PARKの住人

1日1記事毎日更新!(という目標) 映画好きです。

鬱屈とした世の中に慣れた

15年来の知人に色々とコーチングをしてもらった。(そういう資格を持っている人なので)

ずっとモヤモヤしていたことがあったのだが、少し晴れた気分。ストレスというのは人からしか生じないけど、楽しいことや嬉しいことも人からしか得られない。日々お互い、寿命を与えたり削ったりして生きているのが人間同士の関係なので。イライラしたら身体に負担がかかるし、ワクワクすれば心が満たされるし、どんな間柄でもそのやり取りは必ず発生する。

自分は普段ほとんど怒ることは無いのだけど、それは恐らく他人に対してあまり期待をかけていないからだと思う。「全ての悩みは期待から生まれる」という言葉がありますが。どれだけ仲が良くても、人として別個体であることに変わりないし、完璧に理解し合えることなどあり得ない。そう考えてしまっているからこそ、すれ違いがあっても、結局期待していないから感情もそこまで昂ぶらないようになってしまった。でも、それって、俺が人でなしなんだろうなとも思うし、傷つくのを避ける心の弱さ故なのですよね。

「人とは分かり合えない」という前提で生きていくことは辛いけど、確固たる事実として存在する。それを認めた上で、お互いがその不信のボーダーを薄っすらと引きながら、それでも相手を慮ることが出来る関係は素晴らしい。

自分はこの1年くらいでマインドが激変したので、もう人に執着することは少なくなった。結局、親でも友達でも恋人でも他人なので。でもとにかく言えることは、世の中どこでもみんな鬱屈としていて、すぐ互いを傷つけるし、下手に出る人間は弱いと見做されて簡単に攻撃される。なんかそれでも、自分を痛めつけて満たされる人がいるならまあそれはそれでいいかと思ったり。けど自分も生きているだけで何人もの人を傷つけているのだろう。もうそんな堂々巡りに疲れ果てて、一周回って慣れてしまった。