※まーた若干鬱々とした話です
ありませんかね?そういう精神状態のとき。
例えば、映画を観ても「所詮架空じゃん」とか「物語上は苦しんでるけど演技だしな」とか、身も蓋もないことが脳裏によぎってしまい、物語に没入できなくなる。「こんなに現実で手一杯なのになんで俺は作り物を眺めてるんだ?」とか、途端に全部バカバカしくなるような。映画の神様に殺されそうな思考で覆われる。
これ、日常がいっぱいいっぱいな精神状態なときに起こりがち。あまりに追い詰められて、映画くらいじゃ現実から目を背けられなくて、集中できない状態。
いざこうなってみると、実はフィクションやファンタジーを雑念もなく、フルスロットルで享受できるのって、心に安寧が迎えられている状態のとき限定なのかなって。なーんも気にせずに物語に入り込めるって、すごく平和なことなんだなって思う。普段は全く気づかないこの愛おしさ。「鼻が詰まったりすると今まで呼吸をしてたことに気づくんだ」っていうやつですよバンプで言うところの。たぶん、戦地に住まう子供たちにアニメを見せてもで笑顔にはなれないでしょうね。
現実逃避の手段として映画を観るのが、自分にはなかなかできないんですよね。どうしても「映画を観ている自分」っていうのが常に存在しちゃって。冷めた自分が透けて視えるともう頭に入ってこない。そんな自分の気持ちがグラグラだったら内容の理解もできないわなっていう。
とりあえずDisney+は解約しようかなと考え中。見る余裕無いし、しばらくそんな気分にもならなそう。すみません、映画好きとか謳っておいてこの体たらくで。情けないが回復を待つ(´д⊂)